最近、「CBD」の文字がネットや雑誌、街中でもよく目にするように。。
CBDオイル、CBDのサプリメント、化粧品など、いろいろな商品が売られていますよね。
CBDはリラックスや睡眠改善などの効果を期待して使われています。
トレンド感があってなんとなくお洒落な感じも魅力的。
ただ、『大麻由来の成分ということで安全なのか心配…』という人も多いようなので調べてみました!
CBDって何?
CBDとは「カンナビジオール」のことで、麻由来の有効成分です。
カンナビジオールとは?
大麻といっても、食品として利用可能な部位の「茎」と「種子」から抽出されているのが「CBD(カンナビジオール)」。
CBD(カンナビジオール)は、数年前からアメリカで大きなブームを巻き起こしています。
ナチュラル・プロダクツ・エキスポでもCBDが大人気
実際に昨年アナハイム(米国)で開催された世界最大のナチュラル商材展示会「ナチュラル・プロダクツ・エキスポ」では(残念ながら今年は新型肺炎の影響で中止;_:)、いたるところに「CBD」のブースが出展していました。
地元メディアによると、『170社がCBDを展示した』とのこと。
CBDは、そのくらい人気です。
スーパーマーケットでもCBDが売られている!
実際、現地アナハイム(米国)に行った私の仕事仲間によると、『オーガニックスーパーや高級スーパーなどでも商品を見かけた。』そうです。
各種の疾患に関する1,000以上のCBD論文も
CBDの研究も盛んで、これまでに、がん、神経疾患、精神疾患、炎症性疾患、皮膚疾患など、さまざまな疾患に関する1,000以上の論文が出ています。
CBD含有の医薬品が癲癇(てんかん)治療にも使われている国もあります。
CBDの口コミや評判は?
実際にCBDを使ってみた人のレビューを見ると1つの商品で400件の口コミがある商品もあって、
- 「しばらくするとなんとなくリラックスし、眠くなってきます」40代女性
- 「いまは寝る前に吸引していますが、とてもリラックス出来ますね!!」40代男性
- 「吸った時は、こんなもの?と思いましたが ひさびさに熟睡できました!」50代男性
- 「頭の不快なモヤモヤが穏やかになって来た感じがしました」40代女性
- 「イライラも激減」30代女性
- 「穏やかな生活を出来るようなりました」30代男性
といった効果を実感している人がたくさんいます。
CBDにはどんな商品がある?
CBDリキッド
CBDリキッドは、CBD摂取のメジャーなタイプとも言えるでしょう。
一般に、CBDリキッドはVAPE(電子タバコ)と一緒に使います。フレーバーが豊富で、嗜好品感覚でCBDを摂取できます。
CBDオイル
CBDオイルも、リキッドと同様一般的な摂取の仕方ですね。
舌の裏にオイルを数滴垂らして摂取します。
コーヒーや飲料に入れるのをオススメする商品もありますね。
そのほか、全身に塗布できるクリームや、サプリメント、キャンディなどもあります。
CBDカフェ
Healthy TOKYOのCBD専門店&カフェ
先日、原宿を歩いていたら「CBD CAFE」の文字が目に止まりました。
用事があったので行けなかったのですが気になったので調べてみると、Healthy TOKYOが運営する日本初のCBD専門店&カフェでした。
CBDケーキやCBDを加えたオーガニックの抹茶など、気になるメニューがたくさんです。
タヒチアンノニカフェ
モリンダジャパンが運営する新宿のタヒチアンノニカフェはコーヒーなど、CBDを配合したドリンクをメインに展開するそうです。
気になるCBDの安全性や副作用について
CBDを販売する各社のwebサイトでは、
「安全な植物性化学成分であるため、一般的に言われているような副作用の報告例はございません」
「副作用に関する報告もありませんのでご安心下さい」
など、安全に関する保証について書いてあります。
しかし、実際に使った人の口コミでは「五感が鈍くなった気がする」「朝起きた直後はボーっとします」といった声もあるので、CBDが自分に合わないと思ったらすぐにCBD摂取を止めることが大切ですね。
CBDの課題点もいろいろ
今年、「東京の会社が販売しているCBD製品から微量の大麻成分が検出された」と厚生労働省が発表しました。
このようなことがあるとやっぱり心配ですよね。
大手の健康食品会社やサプリメント工場の人によると
実際に大手健康食品会社や大手のサプリメント工場の人に聞くと、
「安全性が確立されていない」という理由でCBD商品は一切製造しないとのこと。
「なにかあっては困る」からで、逆を言えば「絶対に大丈夫」という保証が無いのです。
CBD食品の規制強化の動きも
さきほどアメリカではCBDが台頭していると紹介しましたが、一方で、CBD食品についての規制強化の動きも広がっています。
米国事情に詳しい専門家は、
『FDAによる分析法などレギュレーションの整備遅れも、政府の対応を硬化させる要因となっている』と話しています。
トランプ大統領がCBD規制などに500万ドルを要求
2月にはトランプ大統領が、2021年予算計画でCBD規制などに500万ドル(約549億円)を要求したことも明らかになっています。
このような流れはEUにも見られています(新規食品としての届出を停止しているなど)。
日本のCBD規制は?
ある専門紙では「アメリカでの動向が今後の市場性のカギを握っている」と書いていて、これからの日本でのCBDの販売がどうなっていくのかも注目されているところです。