風邪はいったんひんてしまうと、治すまでが一苦労。
そもそも風邪をひかない方が重要だし、簡単です。
ということで、「飲み物や食べ物など身近なもので体の免疫力を高めて、風邪を予防する方法」をお話しします。
※新型コロナウイルスの予防法としても、免疫力を高めてウイルスに負けない体を作るという点で効果があると思っています。(個人的に)
なお、この風邪の予防法は、私が色々な方法を自分でやってみて、効果がない方法を捨て、効果があった方法のみを集めたものです。
ここ15年ぐらい実践してきて、ほとんど風邪をひいてない(特に直近10年はまったく風邪をひいてません)ので、実際に効果がある方法だと思っています。
ちなみに、私の子供の時や学生の時は、ひと冬に何度も風邪をひいてましたので、病弱な感じだったと思います。
でも最近はそういったイメージをもたれることはないんじゃないかなw
では、「風邪予防の6つの方法」を朝から晩までの1日の順番で説明していきますね。
風邪予防5つの方法
朝のストレッチと筋トレ
私は朝起きたら、朝食の前に、ストレッチと軽い筋トレをやっています。
といっても、たったの5分ぐらいですが。
ストレッチは免疫力を高める
ストレッチは意外にも免疫力を高める効果があるし、肩こりや腰痛の予防もできます。(って、年寄かっ!)
私がやっているのはストレッチといっても、ラジオ体操のようなもので、屈伸したり、前屈や後屈をしたり、腕を回したりするだけです。
筋トレは基礎代謝→体温上昇→免疫力を高める
そして、筋トレ。
筋トレは、筋肉をつけて基礎代謝量が上がると、体温が高くなり、免疫力が高まります。「風邪を1日で治す方法」でも書きましたが、体温が1℃上がると、免疫力は500~1000倍になると言われています。
私の筋トレメニューは、スクワット120回と、腕立て伏せ20回、のみ。これを毎日します。
朝、運動をしおけば、寒い朝の出勤でも、体がポカポカしているので「寒い!」と思わなくなりました。
野菜ジュースとビタミンC
毎朝、それと就寝前に、コップ1杯の野菜ジュースでビタミンCを飲んでいます。
野菜ジュースには免疫力を高めるたくさんの成分
野菜ジュースは、伊藤園のとか、カゴメのとか、野菜がたくさん入っているやつ。
以前は、サプリメントのビタミンCだけを水やジュースで飲んでいましたが、薬剤師の仕事で、漢方の先生の話を聞いて以来、野菜ジュースも一緒に飲むようになりました。
風邪をよくひくおじさんの話
その先生の話というのは、「野菜には免疫力が増加させる成分がたくさん入っているので、野菜ジュースを毎日500mlも飲めば風邪をひかなるなるし、体の調子も良くなる」というもの。
そして、これは、「一年中、よく風邪をひく」私の知り合いの男性の質問に先生が答えたもの。
数か月後、この質問をした男性に会う機会があったのですが、その人いわく「あの漢方の先生のいいつけを守って、毎日、野菜ジュースを1リットル飲むようにしたところ、風邪をまったくひかなくなった。」と言って、喜んでいました。
「まあ、よくもまあ、おじさんが毎日1リットルも野菜ジュースを飲んだものだなあ」と感心する一方、野菜ジュースのパワーを信じずにはいられませんでした。
それ以来、私はこの野菜パワーを自分の健康法に取り入れて、ビタミンCを野菜ジュースで飲むようにしました。
ビタミンCはサプリメントとして、朝、昼、晩に1,000㎎ずつの1日3,000㎎摂っています。
※ビタミンCの量や免疫との関係は次の記事を参考にしてください。
免疫を高めて【風邪を早く治す方法】10年間試してきた奥義とは?
それまでは水でビタミンCを飲んでいましたが、野菜ジュースも一緒に飲むようにしてから、風邪をひきそうになる回数が明らかに減ったように思います。
私の飲んでいる野菜ジュースの量は、朝、寝る前の2回×約300mlなので、1日600mlということになります。
あと、「野菜ジュース、ちょっと高いよね」って人は、イオンPB(プライベートブランド)の野菜ジュースが伊藤園やカゴメのもと野菜の量の点で遜色なくて、値段もだいぶん安いです。(最近は、私もイオンの野菜ジュースにしてます^^)
水うがい
風邪予防の定番である「うがい」。
今まで、「ストレッチと筋トレ」、「野菜ジュースとビタミンC」を紹介しましたが、これらはどちらも、体にいる風邪菌や新型コロナ、インフルエンザウイルスを体の免疫力を高めてやっつけてしまおう!という方法です。
うがいは風邪菌やウイルスが体に入らないようにする方法
一方、「うがい」は風邪菌やインフルのウイルスを体に入ってこないようにする方法。
外出したり、人ごみの中に入るとどうしても、風邪菌などを吸ってしますので、そういった菌が「のど」にひっついてしまいます。
そのままにしておくと、食べ物や唾液と一緒に体の中に入ってしまうので、「うがい」で体の外に出してしまいましょう!ということです。
で、「うがい」の方法ですが、水でうがいをする「水うがい」がベストです!
水うがいはイソジンより効果が高い?
『えっ?水うがいより、イソジンとかの”うがい液”のほうがいいのでは?』と思いましたか?
実は、イソジンなどのうがい液よりも、単なる「水」でうがいをする方が、効果が高いのです。
京都大学の研究論文で証明
ちょっと意外な結果ですが、京都大学が発表した研究論文で証明された事実です。
2002、2003年に京都大学で行われた「うがいは風邪予防になるのか?」という世界初の研究で、「イソジンよりも水の方が効果があった」と業界では結構、話題になりました。
この実験は、全国からボランティア387名を集め、「水でうがい」「ヨード液(イソジン等の薬効成分)でうがい」「何もしない」の3グループに分けて、2カ月間にわたってうがいを行ってもらい、その人たちが「風邪をひいたか、ひかないか」を調べました。
結果は、「何もしない人」で風邪をひいた人は100人中26.4人、「水うがい」の人は17人、「ヨード液うがい」の人は23.6人でした。
つまり、「何もしない」人と比べて「水でうがい」をした人は、風邪をひく確率が4割も減少しました。また、イソジン等の「ヨード液でうがい」した人の風邪をひく確率は、「何もしない人」とあまり変わらなかった。という結論がでたわけです。
というわけで、うがいをするなら、「水」でうがいするのが一番です。
お金もかからないので、いいですね(^_^)
「カリンエキス入り」のど飴をなめる
のどに付いた風邪菌やインフルエンザ・ウイルスを撃退する方法として、もう一つ有効なのが「カリンエキス入りのど飴をなめる」こと。
「のど飴」は医薬品でなくても、コンビニやスーパーで売っている食品の『カリンエキスのど飴』で十分です。
私は、ロッテのカリンエキス入りのど飴(写真参照)を愛用しています。
『ロッテのカリンエキス入りのど飴』は臨床試験で効果が証明
『ロッテのカリンエキス入りのど飴』は、ちゃんと研究で「風邪にかかる率が減少する」ということが証明されているから。
どういう効果だったのかというと、カリンエキス入りのど飴をなめることで、風邪をひく確率が、のど飴をなめない群の39.3%にたいして、のど飴の群は27.3%に下がったというものです。[日本橋えがわクリニックと(株)ヒューマR&Dとの共同研究]
実際のところ、ちょっと喉がいがらっぽい時に、このカリンエキス入りのど飴を2、3個なめると、だいたいは喉が痛みがおさまります。
食品ののど飴でも効くものはちゃんと「効く」ので、バカにできませんよ!
ヤバイ!時はカイロ貼り
最後は、上の4つの方法をやっても、体がゾクゾクしてきた等、風邪をひきそうな時の最終手段!
「カイロ貼り!」です。これで、体の体温を上げて一気に風邪菌、インフルエンザ菌をやっつけていまいます。
カイロのはり方ですが、背中の首の下に、市販の「貼るカイロ」を貼るだけです。
実際の貼り方は、下の動画がわかりやすいのでご覧ください。
知っている人は、知っている、この「カイロ貼り」ですが、体がポカポカしてきて体の免疫力が一気に上がります。
私の対韓ですが、8~9割の風邪のひき始めは治ってしまいます。
それぐらい強力な方法です。
ゾクゾクして風邪をひきそうなときや、寒い日に長時間外出しないと聞けないときなど、風邪の予防にぜひ、カイロ貼りを活用してください^^
風邪予防まとめ
以上、私がやっている「風邪予防5つの方法」を説明してきました。
5つの方法とは、
1.朝のストレッチと筋トレ
2.野菜ジュースとビタミンC
3.水うがい
4.「カリンエキス入り」のど飴をなめる
5.ヤバイ!時はカイロ貼り
この5つの方法は、10年以上にわたり、アップグレードしてきたものなので、最終形にちかいものだと思っています。
実際に私は10年近く、ほとんど風邪をひいていません。
一時期、仕事やプライベートが忙しく、睡眠時間が4時間~5時間というのが1年間ぐらい続いたときがありましたが、そのときも風邪をひきませんでした。
これら方法はオカルト的な方法ではなく、すべて科学的な根拠がある方法【チェック済み】ですので、安心してやってみてくださいね(^_^)
そして、それでも、風邪をひいてしまった時のために、「風邪を早く治す」方法もあります。
「備えあれば憂いなし」なので、ぜひ、目を通しておいて下さい。
免疫を高めて【風邪を早く治す方法】10年間試してきた奥義とは?